Interview
氏名
事業名
設立
ウェブサイト
https://www.instagram.com/pizza_hankei10cm/
経歴
島根県出身。
大学在学中にネットショップでハンドメイド雑貨の販売をスタートし、その後大学を中退。自己資金15万円で、コロナ禍の中、キッチンカーでの飲食事業を始めました。業者を頼らず、洗い場には100円ショップの桶やお風呂用の給水ホースを使うなど、工夫を凝らしてシンクを自作。すべて手作りのキッチンカーはまさに“アイデアの塊”です。
アイデアを形にすることが何より好きで、「おにぎらず」「牛タン串」「海鮮串」など、流行する前に次々と実践。「海鮮串が流行ったら私が最初」と語るほど、先駆者としての自負を持っています。
また、海外旅行も大好きで、最近はケニア・ナイロビで盆踊りに参加し、気づけば巨大ステージの中央で踊っていたというチャレンジ精神も。
人とのつながりやご縁を何よりも大切にし、「守れない約束はしない」が信条です。
その思いは支援活動にも表れ、2024年の石川県・能登半島地震では、トラックを借りてInstagramで支援物資を募り、なんと8トンもの物資が集結。自らトラックを運転し、現地と何往復もして支援を行いました。
「仲間同士で輝ける場所を作りたい」という想いから、2023年2月に株式会社lizを設立。
そして大阪・本町に飲食店「PIZZAと肴 半径10cm」をオープンしました。
お店のコンセプトは、「1人で完食できるサイズ感のピザを気軽に食べてもらうこと」。ランチやちょっと小腹が空いた時にぴったりな一人前サイズのピザを提供しています。
また、キッチンカーでの経験も活かし、現在も各種イベントへの出店を積極的に展開。店内と屋外の両軸で、多くの人に笑顔と美味しさを届けています。
もともと「いつか自分の飲食店を開きたい」という夢があり、まずはその第一歩としてキッチンカーでの営業をスタートしました。
お客様との出会いを重ねる中で、「いつか店舗を構えたい」という想いが次第に明確に。理想的な物件とのご縁があったタイミングで出店を決意しました。
オープンの準備は、仲間たちの支えがあってこそ。
決意からわずか20日間というスピードで開業までこぎつけました。現在は10名ほどのスタッフが在籍し、友人や仲間たちと共に、笑顔の絶えない職場環境を築いています。
「ここで働く全員が、“自分のお店”だと感じられるような環境をつくりたい」
そんな想いから、スタッフの意見を尊重し、誰もが自由にアイデアを出せるオープンな空気づくりを大切にしています。
最初から「NO」と決めつけず、まずは話を聞く。お互いの声に耳を傾け、柔軟に対応しながら、チーム全員でお店を育てていく姿勢を重視しています。
また、店舗の空間づくりにもこだわり、シンプルでありながらも、どこか温かみのあるアットホームな雰囲気を演出。小さなアイデアでも積極的に取り入れ、一緒に成長できる場であり続けたいと考えています。
「今が一番若い」と考え、やりたいことには迷わずチャレンジ。
経営者として、“やりたいことをどれだけ実行できるか”を常に意識し、縁を大切にしながら、豪快な愛嬌で突き進む姿勢が持ち味です。
今後は、貿易事業やペット関連事業などにも挑戦予定。
さらに、日本の魅力を世界に伝えるべく、外国人向けのシェアハウスなど、国際交流の場も構想中です。
目標は常に大きく掲げ、その過程すら楽しむこと。
日々、挑戦と工夫を繰り返しながら、新たなフィールドへと歩みを進めています。
前向きでポジティブな「For You」の精神にあふれた佐々木さん。
「キッチンカーのアルバイトには時給4,000円を出すこともある!」という豪快さもあり、人の力を信じて任せる懐の深さが印象的です。
「近くに来たら絶対に立ち寄りたい!」と思わせてくれる、温かくて美味しい空間。
佐々木さんと、笑顔あふれるスタッフたちが迎えてくれるお店に、ぜひ足を運んでみてください。
これからのさらなるご活躍を、心から応援しています。
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