Interview
和歌山県出身。和歌山大学経済学部卒業。在学中に1年間休学し、ボラバイト(ボランティアアルバイト)をしながら全国を旅する。元々は出版社を目指していたが、ご縁があり農業の仕事に就職。千葉県と和歌山県で約4年間、農業に携わる。
高校時代から「自分の居場所となるカフェを作りたい」との思いを持ち続け、貯金を重ね、2023年に退職。2024年から本格的にカフェ開業の準備を始め、2025年2月、祖母が書道教室を開いていた家をリノベーションし、「Sun story」をオープン。
「手紙と本」をテーマに、人と人がつながる温かな空間を提供。店内イベントや地域とのつながりを大切にしながら、地元の農家の直売コーナーやテイクアウトの充実にも力を入れ、長く愛されるカフェを目指している。
「Sun story」は、大阪にある“手紙と本”をテーマにしたカフェです。ただ飲食を楽しむだけでなく、手紙を書いたり、本を読んだりしながら、ゆっくりと過ごせる空間を提供しています。
店名には「太陽のように明るい存在でありたい」という想いを込めました。かつて祖母が書道教室を開いていた場所をリノベーションし、温かみのあるカフェとして生まれ変わらせました。人と人とのつながりを大切にし、会話や手紙を通じて心が通い合う場を作りたいと考えています。
また、地域との連携も重視し、地元の農家の直売コーナーを設けたり、店内で読み聞かせイベントやミニシアターなどを開催予定。さらに、お客様の人生のストーリーを冊子にまとめる企画や、地域情報を発信するミニ新聞の作成なども構想中です。
一人でも多くの方に知ってもらい、気軽に訪れてもらえるカフェを目指して、日々挑戦を続けています。
私がカフェを目指し始めたのは高校2年生の頃でした。毎朝、父のためにコーヒーを淹れるのが日課で、父はその香りに包まれながら新聞を読んで音楽を聴く——そんな穏やかな空間が大好きでした。自分もいつか、そんな心地よい時間を提供できる場を作りたいと思ったのが最初のきっかけです。
大学では「学生たちだけでカフェを運営して学ぶゼミ」に憧れ、真剣にカフェ経営を学びました。しかし、すぐに開業する自信はなく、卒業後は農業関連の会社に就職。全国を旅しながら働く中で、多くの人と出会い、カフェの在り方について考えを深めました。そして「手紙と本」をテーマにした、人と人とがつながるカフェを作りたいと明確になりました。
さらに、亡き祖母が書道教室を開いていた空き家を活用することで、新たな命を吹き込みたいという想いが加わり、「Sun story」としてカフェを開く決意を固めました。
「Sun story」は、手紙を書き、本を読むことで人と人がつながるカフェです。手紙は素直な気持ちを伝える大切なツールであり、相手にとっては宝物になることもあります。そんな手紙の魅力を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしていただきたいと考えています。
また、店内には絵本や詩集を中心に多くの本を揃え、誰もが気軽に読書を楽しめる空間を作りました。口コミで人がつながり、温かいコミュニティが広がるアットホームな場所を目指しています。
祖母の書道教室だった空間をリノベーションし、思い出と新しい出会いが交差する特別な場所に。ここが、訪れた人にとって「太陽のように温かい存在」となることを願っています。
「Sun story」は、手紙を書き、本を読むことで人と人がつながる温かいカフェを目指しています。まずは多くの方に知ってもらい、テイクアウトにも力を入れ、気軽に立ち寄れるお店にしていきたいです。
また、農家の直売コーナーや、子ども向けの読み聞かせ会、家族で楽しめるイベントなどを開催し、地域の方が集う場を作りたいと考えています。さらに、お客様の人生のストーリーを冊子にまとめたり、お店独自の新聞を発行したりして、地域の魅力を発信していきます。
通い続けたくなる温もりのある空間を育て、多くの人にとって大切な居場所となることが私の夢です。
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