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経営者紹介

【関西イキザマ図鑑】#46 「ママの笑顔が未来をつくる」つながりを育む居場所づくり | ホリーマミィ 堀れいかさん

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事業名

設立

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経歴

こんにちは、ホリーマミィの堀れいかです。
私は「つながると育児はもっと楽しい」をコンセプトに、ママと赤ちゃんが安心して楽しめる場所を運営しています。
10年ほどマッサージのお仕事をしていたのですが、自分が妊娠・出産を経験したことで、保育士の道へ進みました。
子どもたちの可愛さや、人の役に立ちたいという気持ち、そして保育士不足や待機児童の問題もきっかけになりました。

現在は保育士としての経験を活かしながら、ママたちが笑顔で過ごせる場所づくりをしています。
時にはベビーペイントアーティストやセラピストとして、時には認定こども園を経営する社会福祉法人 福禄会の評議員として保育施設との繋がりも大切にしています。いろんな肩書を持っていますが、お店では「頼れるママ友のような存在」でいたいなと思っています。

事業内容

私が運営している「ママカフェ」は、赤ちゃんや小さいお子さんを持つママたちを対象にした交流スペースです。
主な活動は、ハーフバースデー会、親子の手相鑑定など、ママがワクワクするイベントの企画開催。
ほかにも、リトミック講師さんを招いたり、季節ごとにテーマを変えてイベントを開催しています。

また、現役ママと共同開発したオリジナル商品の販売も始めるところです。
商用品のコンセプトや開発ストーリーを通して、ママや赤ちゃんへの思い、ママになったからできることがあるということを伝えていけたらなと思っています。
現在SNSでの発信にも力を入れており、Instagramを通して新しいママたちとの出会いが広がっています。

創業きっかけ

妊娠出産を経験し、世界が180度変わりました。子ども、特に赤ちゃんが愛おしくてたまらない。ずっと赤ちゃんに囲まれていたいと思うように。
そして独学で保育士資格を取り、こども園に転職しました。
私自身、産後すぐにコロナが流行したこともあり、人との繋がりが本当に少ない中での子育てで、孤立感を感じることがありました。「ママ同士気軽に話せる場所があったらいいのに」── そんな想いから、いつかママカフェを開きたいと思うように。
思い切って本格的にスタートしたのが約半年前です。

お店を知ってもらうことは決して簡単ではありませんが、 Instagram を通じて繋がりが増え、世界がぐっと広がりました。今ではリピーターさんも多く、「次のイベントはいつ?」とたずねてくれる方もいるんです。そうやってママとの繋がりが深まっていくことが、何より嬉しいですね。

理念

うちで開催されるイベントやクラブのテーマは「ママに安心とワクワクを」です。
予約をした瞬間から、“行くのが楽しみ!”と思える時間と赤ちゃん連れでも安心してママが楽しめる環境を大切にしています。
最近「ママノハコクラブ」という週 1 回の定期親子プログラムも始めました。同じメンバーで集まることで仲が深まり、「次が楽しみ!」とワクワクできるような仕組みなんです。「頑張らなくても仲間ができる」コミュニティ作りを目指しています。
空間づくりにもこだわっていて、あえて広すぎないスペースにすることで、自然とママ同士・子ども同士の距離が近づくようにしています。
白い絨毯や壁で清潔感を保ち、おもちゃの消毒やベッドの 設置など、赤ちゃんが安心して過ごせるよう細部まで配慮しています。何より「否定しない」ことを心がけていて、同じママとして「そうだよね」「わかるー」と共感しながら、日々のつらさや、小さな幸せを共有しています。
※「ママノハコ」チーム店共通のクラブ名

今後展望

先の話になりますが、いつか、お店という枠を超え、神戸市と地元の明石市をまたぎ、ママたちが楽しめる活動をしていきたいです。
例えば、ママ同士が気軽に参加できるツアーや体験イベントを企画して、移動の負担や天候を気にせず、気軽にワクワクできるような機会をもっと増やせないかな、と考えています。
ですが、到底一人では実現できません。たくさんの方と繋がって少しづつ実現していきたいです。
そうして育児を楽しむママの姿を、今の若い女性に発信していけたなら、少子化対策にもつながるかもしれません。

楽しいことって、ただの娯楽じゃなくて、生きる力になると思っています。
疲れた日も、誰かと笑い合えたら、不思議と心が軽くなる。子育 て中のママたちが、“楽しい”を通してもう一度自分を取り戻す。
そんな時間と場所を、つくっていきたいんです。これからも「ママの笑顔が未来をつくる」──そんな想いを胸に、日々活動を続けてこうと思っています。

コメント

堀様の取材を通して印象的だったのは、「ママの笑顔が未来をつくる」という一言に込められた力強い想いでした。ご自身の出産・子育ての経験をきっかけに、ママたちが孤立せず、自然とつながり合える場所をつくりたいという願い。その想いが“ママカフェ”というあたたかな居場所として形になっていることに、心から共感しました。

取材中、堀様の言葉には終始「ママたちの小さな変化を大切にしたい」というまなざしが感じられました。イベントやクラブ活動も、単なる交流の場に留まらず、“自分を取り戻す時間”を提供しているように思います。育児という終わりのない日々のなかで、ママたちが少し息をつける場所──その空間づくりへの情熱が、堀様の原動力そのものでした。

この記事を読んで、「私も行ってみたい」「誰かとつながりたい」と感じるママが一人でも増えたら嬉しいです。

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